どーもこんにちは( *´ω`)ノシ
デザイン事務所「トコナツBASE」オーナーのKAORIです。
今日は私が出会ってきた起業家たちのお話を少し紹介しようと思います。
自分で何かやってみたいと思っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
地元の知人、T氏のお話です。
彼は出会った頃、ほぼ毎日遊び呆けているような人でした。
夏場は基本Tシャツにジーパン、ビーチサンダルで過ごし、ほぼ毎日波乗りに出かけ、昼間はバイクいじり。
夜はダーツバーなどで遊んでいるような生活です。
趣味は時計集めや旅行で、
遠出をするときのみ、少しオシャレをして、高い時計をつけ、遠出用の車で迎えに来てくれる。
そんな人でした。
私は深く知り合うまで、彼はいったい何の仕事をしているのだろう??
とずっと思っていました。
すでに30を越えた大人が、毎日遊び呆けて暮らせるわけがないと思っていたからです。
ある程度仲良くなってきてから、
やっと職業について話してくれました。
(それまでなぜか秘密にされていました)
「σ(゚∀゚ )オレ実はラーメン屋の〇〇って店やってんだよね。」
「…はっ!?」
彼は地元でも有名なラーメン店のオーナーでした。
私も割とよく行くお店でしたし、繁盛店だったのでとても驚いたのを覚えています。
後日、仕込み中に中に入れてくれて、チャーシューを作るところを見せてくれましたww
そのお店はほとんどバイトの子でまわっているため、オーナーは週2〜3回、人手が足りないときにお店に入ると言っていました。
(なるほどね……!)
そこで面白いのが、彼がラーメン屋をオープンした経緯です。
若い頃ずっと洋食屋さんでアルバイトをしていた彼は、いつかレストランをオープンするのが夢だったそう。
ある日、親友から、一緒にお店をやらないか?と持ちかけられます。
二人でお金を出し合えば早く開業できるから、と言われ、彼はすんなりOKしました。
ところが!
親友がやりたかったのはなんと
ラーメン屋!
レストランではありません。
一歩も譲らない2人。
そこで、男らしくジャンケンで決めよう!
となったそうです。
「ジャンケンポン!」
「……!!!」
お察しの通り、彼は負けてしまい、
ラーメン屋をやることに…。
「σ(゚∀゚ )オレ、ラーメン屋とか働いたこともないし、作り方も分からねーんだけど?」
「大丈夫やろ!(根拠のない返事)」
なんとも無謀な話ですが、彼らはそんなファンキーなノリで決めたそうです。
うーん…すごいw
居抜きで入れる店舗を探したところ、大きな居酒屋が入っていた店舗が、居抜き代400万という好条件で空いていたそうで、2人はそこに決めました。
ただ、貯金もほとんどない2人。
「1人200万ずつな!」
「お、おう!」
親友がどうやってそのお金を作ったのかまでは聞けませんでしたが、彼はとにかく親戚中に頭を下げて周り、自分の少ない貯金と合わせて、何とか200万を用意したそうです。
そして一からラーメンについても勉強をしたんでしょうが、その過程の話はなぜか聞いていませんww
とにかく最初は必死だった、と言っていました。
ですがその後、そのラーメン屋はあっという間に人気店になり、親戚への借金もすぐに完済!
バイトの若い子たちが増えてからは、
ほとんど毎日好きなことをして過ごせるようになったようです。
ラーメン屋でバイトしたこともなければ、お金もない、コネもない。
そんな彼が、あっという間にお金持ちになるとは、誰も想像していなかったと思います。
と言っても彼は普段は、海人と書かれたTシャツを着て、ビーチサンダルでペタペタ歩いているので、お金持ちには到底見えません( ´^o^` )ww
ほんとに少年のような人です。
彼の話を聞いて、簡単そうでなかなかできないことだよなぁ、と感心したのを覚えています。
大人になると、リスクばかり考えてしまい、なかなか一歩踏み出せなくなっていくんですよね(^_^;)
彼に「失敗したらどうしようとか考えなかったの?」と聞くと、
「あー、何も考えてなかったねw」
と返ってきました。
もし、失敗したとしても、彼ならまた違う道で成功しているかもしれません。
根拠のない自信こそ、最強の武器なんだよなー、とあらためて思いましたね( ー̀ωー)
T氏とはしばらく連絡をとっていませんが、
もしかするとあっという間に一生分稼いで、今はセミリタイアしているかもしれませんね。
自分で何かやってみたいけど、自分には何もないと思っている人へ、少しでも参考になれば幸いです♡
こんなバカヤローたちもいるよってことで(*ノ∀`)ノ゙))アヒャヒャ
わー
長くなっちゃいましたね!
では今日は、この辺で…!(*´︶`*)ノ”